韓国ネイバー子会社、イーブックにTOB 上場廃止へ

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韓国ネイバー子会社で、漫画アプリ「LINEマンガ」を運営するLINEデジタルフロンティア(東京・新宿)は30日、イーブックイニシアティブジャパンにTOB(株式公開買い付け)を始めると発表した。ネイバーと、イーブック親会社のZホールディングス(HD)が電子書籍事業の集約で合意した。イーブックの東証1部上場は廃止になる見通しだ。ZHD傘下のヤフーは電子書籍サービスのイーブックの株式を約43%保有し、子会社にしている。LINEデジタルフロンティアは残りの約57%を対象にTOBを実施する。1株4750円で、期間は10月1日から11月15日まで。TOBの成立後、ネイバー子会社やLINEデジタルフロンティア、ZHD、ヤフーなどの間で、株式の交換や移転などを実施する予定。一連の取引で、2022年春ごろにイーブックはLINEデジタルフロンティアの完全子会社になる見通しだ。

日本経済新聞
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