上場廃止・EPSホールディングス

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臨床試験(治験)支援大手のEPSホールディングス(HD)は9日、MBO(経営陣が参加する買収)の実施に伴うTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。同社の厳浩代表取締役が設立した新鷹(東京・新宿)のTOBに、発行済み株式数の6割強にあたる2910万3336株の応募があった。買い付け予定数の下限(2002万2368株)を上回り、新鷹は応募された全株を取得する。EPSHDは今後、臨時株主総会で株式併合のための定款変更などの決議を経て、9月中旬にも上場廃止になる見通しだ。EPSHDは1991年設立で、2006年に東証1部に上場した。非上場化で短期的な業績目標の達成といった制約をなくし、従来の製薬会社向けのサービスのほか、バイオベンチャーを対象にした投資型の治験支援や医薬品などの製造といった新規事業に乗り出す。

日本経済新聞
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