ジョーシンから送られてきたDMを見て日本経済、家電量販店の未来を読み解く

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ジョーシンからダイレクトメールがやってきた

数日前、我が家にジョーシンからダイレクトメール(以下DM)がやってきました。

DMの表面には「上お得意様”限定企画”」と書かれています。
いや~とくに買っているわけではないけどねと思いつつも悪い気はしません。

今回は来店すると50円分のポイントを頂けるようです。 裏側には2000円以上のお買い上げでリラックマのブランケットがもらえるそうです。この店は昔は来店するだけでマグカップや、いい時にはグラスセットがもらえたりしました。最近は何千円以上の購入が必要なようです。

さて開封して内容を見てみましょう

ダイレクトメールから日本経済を読み解いてみる

1段目に並んだ商品を見てみる

どんな業種の店でも一番人目に付きやすい所に、その店の一押し商品、もっとも買ってほしい商品を並べてみるものです。 当DMの一押し商品はなんなんでしょうか?

  • テレビ
  • パソコン
  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機

でした。時代が変わっても3種の神器と言われていた昭和の時代と一押し商品のラインナップは変わりがないようです。

価格ドットコムで同じ商品を比べてみる

1番目に表示されている「東芝 24V型LED液晶テレビ REGZA 24S22」をネットで調べてみます。

価格ドットコムでは送料・税込みで23000円で販売されているようです。
ジョーシンでは最安値で29260円で販売されています。5年保証というサービスがついているようで、安さか、安心かで悩みそうです。

掘り出し物の商品もあった

ソニー製のDVDプレイヤーが4980円(税込み)で販売されています。
いままでDVDはパソコンで見ていたという人もいると思います。
WindowsはWin7はDVDをメディアプレイヤーで再生できたのですが、Win10になってからは有料で再生ソフトを購入しないとDVD視聴ができなくなりました。マイクロソフトのDVDプレイヤーが1750円ですから、3倍弱のソニー製のプレイヤーを買ってもいいのかもしれません。

しかしダイレクトメールには夢がある。価格だけでなくオプションで来店を誘う

ネットで他ストアと簡単に値段比較できる時代になって、家電販売店経営も厳しいのかもしれません。
今回送られてきたダイレクトメールを見ても「5%値引き」「クレジットカード支払い優遇」「手厚い保証年数」などいろいろ差別化を図ろうとする姿勢は見て取れます。しかしここで買いたいという気持ちにいまいちならないのも事実です。

不思議とDMを見ているだけで楽しくなる

このほかにもそろそろ12月、お正月ということでクリスマス特集のチラシも同封されていました。いくつになってもたくさんのおもちゃやゲームを見るとわくわく心踊るものです。こういうところはDMを使って営業をかけられる大型家電量販店の強みかもしれませんね。

「商品プラスα」が家電量販店復活のカギ?!

価格だけでは、「価格ドットコム」や「アマゾン」「楽天」などのネットモールやショップに敵いません。

ただ今回送られてきたDMにあるように「来店で50ポイントプレゼント」や「手厚い保証年数」、あと「(非売品の)リラックマ・ブランケットのプレゼント」など、全部合わせるとジョーシンで購入した方がお得かなと思わせる企画もあります。

こういう部分を強く押し出し店舗への来店を誘う営業・広報活動が今後の売り上げアップの鍵になるのかなと思ったりします。

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