働き方改革で注目されるクラウドワークスの明るい未来と近づく影

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働き方改革で注目されるクラウドワークスの明るい未来と近づく影

働き方改革で注目されるクラウドワークスの明るい未来と近づく影

1月12日に以下の記事がヤフーニュースに掲載されました。

企業に70歳までの就業機会確保への努力義務を課す「高年齢者雇用安定法」の改正案が通常国会に提出される。

NIKKEI STYLE

「高年齢者雇用安定法」は別名「70歳定年法」とも言われます。分かりやすくいうと国もお金がなくて大変だから

  • 国民のみなさん70歳まで働きましょう
  • 企業はずっと働ける環境を作りましょう

ということです。

え~70まで働きたくねえよ

という方もいらっしゃるでしょう。もちろんこれは強制ではなく希望する人のみということです。ただし企業の側はそうではありません。労働者が70歳まで働きたいと希望すればそれを拒否することができないのです。もし違反すれば罰則(社名公表)があります。

国は「70歳まで雇いなさい」というだけですが、言われた企業の側は1人の社員を雇うのに「給料」や「社会保障費」を支払わなくてはいけません。そして(もし業績が悪くなったとしても)正社員を解雇することは現在の法律上は簡単にはできないのです。解雇するとすれば本人が自発的に辞めたいというか、重大な犯罪を犯し懲戒免職される場合のみです。こうなると

正社員をできるだけ増やしたくない

と企業が考えてもおかしくはありません。

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注目されるクラウドワークス

クラウドワークスのチャート
2020年年明け早々クラウドワークスの株価が急上昇

こういった法律の改正や、政府の働き方改革、副業やフリーランスを推し進める動きから、注目されだしたのがクラウドソーシングを業務として行う企業です。代表的な会社に

  • クラウドワークス(2014年上場)
  • ランサーズ(2019年12月に上場)

の2社があります。個人の得意とする分野(プログラミングや文筆作業など)と、それを必要とする会社(または個人)を結び付け、手数料を頂くという仕組みです。

わーい「好き」を仕事にできてうれしい

仕事もプログラミングや翻訳など100を超えるカテゴリがあり、各カテゴリに毎日のように新しい仕事(求人)が追加されます。正社員を雇わず業務を外注したい企業、副業やフリーランスとして稼ぎたい個人にとっては打って付けのネットサービスと言えますよね。

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問題をもって近づく人たち

問題を起こす人

こういう説明を見ると「素晴らしいな」「私も将来のことを考えて副業を始めよう」と思うでしょう。ではクラウドワークスやランサーズに登録し仕事を引き受け始めると将来の不安を払しょくし、明るい未来が無条件に訪れるのでしょうか?いやいやそうは簡単に行かないようです。

いい加減な人たち

たくさんある仕事の中にはこんな迷惑なクライアント(発注者)がいます

  • その①:誘導する
  • その②:だます
  • その③:どうやって収益を生むか分からない

などがあります。誘導するというのは「〇〇がうまくなる動画をYouTubeで公開しました。見て感想を書くだけで〇×円払います」というもの。まあそういう仕事があるのかもしれませんが、仕事にかこつけて自身のチャンネルに誘導したいだけ、登録者を獲得したいだけではとも考えられます。だますとは、人を募集するけれども一切契約しないなんてこともあります。何が目的なのかは分かりません。いたずらなのか?それ以上の怖い目的があるのか?不気味な話です。どうやって収益を生むか分からないという仕事もあります。何か魂胆があるのでは?と勘ぐってしまいます。

ネットの特性なのか、注目が集まる場所にいい人も悪い人も瞬時に集まる傾向があります。これが現実社会ならば相手の顔や雰囲気を見て怪しいかどうかを判別できますが、ネットだと文字情報が主体で相手が本当はどういう人なのか分かりづらいというところがあります。

現状では個人個人の自己防衛能力で「信用できる」「信用できない」を見極めるしかありません。クラウドソーシングの会社側も不審な仕事の発見に動いているようですがすべてを見つけられるわけではありません。

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【まとめ】明るい未来にするために

クラウドソーシング企業の明るい未来

ではクラウドワークスなどクラウドソーシングを業務とする企業の将来性は暗いのでしょうか?

今から20年以上前になりますが1999年ヤフーがオークションサービスを始めました。この20年間の間に詐欺や盗品の売買など悪質な出品者が現れ社会問題になったこともあります。しかしヤフー運営の努力もあり現在までヤフオクとして日本人に愛されるネットサービスとして利用され続けています。

クラウドワークスは創業(2011年11月)してまだ(現在のところ)8年と少ししか経っていません。クラウドソーシングがヤフオクのように多くの人に(一定以上の)信用されるサービスになるには、会社側のこれからの改善次第です。彼らが改革・改善を的確に実行し続けるかを投資家や利用者はしっかりと見る必要があるでしょう。

具体的な改革案

  • 当事者間以外にも評価をつける仕組みの導入
  • 大手IT企業の資本参加・子会社となる

などが考えられます。クラウドワークスは楽天社長の三木谷氏を代表理事とする新経済連盟に加盟しています。最近はヤフーとLINEのようにIT企業の経営統合が話題になっています。将来大きな資本力を持つ企業の傘下に入って改革を一気に推し進めればと、個人的には期待しています。

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