品切マスクの現状とふらりと訪れた薬局で簡単に買えた話
昨年11月ごろ中国の武漢で新型コロナウィルスが発生し、瞬く間に近隣の国々(日本や韓国)に広まりました。現在ではアジア圏にとどまらずヨーロッパ、アメリカ大陸へと新型コロナウィルスは広まり世界中で問題を巻き起こしています。感染防止対策として以下の方法が有効です。
- 手洗い
- うがい
- 外出時のマスク着用
特にマスクの着用は「うつさない」「うつらない」ために効果的です。しかし人間ですから「せき・くしゃみ」は出るものです。(現在特効薬もないということで)敏感な時期ですからマスクなしでくしゃみをした結果殴り合いになんてことも・・・他人とケンカなど起こさないためにも外出時の着用が必要とされています。
イタリアで感染者が多いわけ
ヨーロッパ各国の中でもイタリアで特に感染者数が多いと2月4日AFPで報道されました。
中国以外で感染者の多い国は、上位から順に韓国(感染5186人、死亡28人、新規感染851人)、イタリア(感染2502人、死亡79人、新規感染466人)、イラン(感染2336人、死亡77人、新規感染835人)、日本(感染268人、死亡12人、新規感染14人)
AFP
国名 | 感染者数 |
---|---|
韓国 | 5186人 |
イタリア | 2502人 |
イラン | 2336人 |
日本 | 268人 |
中国と地理的に近い韓国や日本で感染者数が多いのはわかりますが、なぜ遠く離れたイタリアで感染者数が(日本よりも)多いのでしょうか?
以前イタリアの首都ローマ住民の「名字上位ランキング」が報道されたことがありました(日本で同様の調査をすると「木村」「高橋」といった名字がランクされるでしょう)。
「ロッシ」「ルッソ」というイタリア人らしい名字の中に「チン」「オウ」といった中国名字が複数ランキングされたという報道でした。今回のイタリアでの感染者数爆発は多くの中国系住民を受け入れてきた結果ともいえるでしょう。そういうことから日本でも春節の時期の中国人旅行者の入国禁止を出すべきだったと思われます。
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転売屋がフリマサイトで活躍中
そこで花粉症の時期と重なったこともありマスクの品切れ現象が全国的に起こっているわけです。メーカーは平年の3倍以上24時間体制でマスクを製造しているようです。またマスク製造とは関係のない電機メーカーのシャープも政府の要請もあり自社のクリーンルームでのマスク製造を3月中にも始めるようです。
ではなぜ官民一体となってマスクの製造に力を入れているのに薬局やコンビニでマスクの品切れ状態が続いているのでしょうか?
- その①:需要に供給が追い付いていない
- その②:転売屋の存在
薬局などで通常価格で買い集め、それをメルカリやヤフオクなどのフリマサイトで高値で販売する転売屋の存在が問題視されています。プロの転売屋とまでいかなくても通常の5~10倍の値段で売れるとなれば一般の人でもそういった行動をとりたくもなるでしょう。
匿名ではない
ここで注意したいのは安易な転売はしない方が良いということ。その理由として
ネットは匿名ではない
ということ。わずかな情報から住所や氏名につながる情報が漏れる可能性はあります。現実社会でやってはいけないことはネットでもやってはいけない。些細な利益のために人生の損失を生まないように行動すべきです。
ただ最近メルカリなどで「マスク」と検索すると少し前までは同じ商品で1枚200円で売られていたものが100円程度に値下がりするなど世間の目やサイト運営側の規制が効果を上げてきているようです。ヤフオクでは3月14日から高値に釣り上げたマスクの出品が禁止されるようです。
マスクを簡単に買う方法
そんな中、上記の写真にある通り、私の町の24時間営業のドラッグストアでマスクを見かけました。
その時は品切れ状態が解消に向かいだしたのかなと思いましたが、翌日再訪するとすべて売り切れていました。まだまだ品切れ解消には程遠いようです。いろいろ考えてみると品切れ状態のマスクを買うには何かコツが必要なようです。それは
時間帯
です。そのドラッグストアを訪れたのが深夜2時ごろ。コンビニなどでもそうですが24時間営業のお店にとって深夜はお店の
- 清掃
- 入荷受け入れ
- 品だし
作業に充てるところがほとんどです。お客さんがもっとも少ない作業しやすい時間帯をお店のリセット時間に充てているわけです。どうしてもマスクが必要な方は24時間営業のコンビニやドラッグストアに深夜訪れると良い事があるかもしれません。