クラウドワークスで副業を始めると勝ち組になれるのか?体験談を語る
2019年「働き方改革」という言葉が出てきました。いろいろなサイトを見てどういった改革なのかを調べてみると以下のような内容だと”一応”わかりました。
- 多様な働き方を自分で選択できるようにする
- 国民すべてが活躍できる社会にする
改革だそうです。ただ言葉としてはわかるのですが、何か本質的なことがわからないんですよね。それはなぜなんでしょうか?私が思うに
- その①:耳障りの良い文言ばかりを選んで説明している
- その②:残酷な真実を隠している
- その③:内閣支持率が下がるのが嫌なので厳しい現実を示せない
じゃないかなと思います。
最近将来に不安を持つ人が多くなった理由
最近はAIやロボットが出てきて、数十年先にはほとんどの仕事がそれらに取って代わられると言われています。またそんな近未来の話だけではなく、
- 45歳定年「説」
- 70歳定年「制」
という相反する言葉が同時期に当たり前になろうとしています。45歳でやめてほしい会社側と、社会保障費の負担が苦しいので70歳まで働かせたい政府の方針や政策です。会社としても”一度採用したら解雇が大変難しい”正社員を雇うより、壊れたらすぐに捨てたり交換できるロボットを使いたいと思うのは当たり前ですよね。
なのにも関わらず「一億総活躍社会」なんて地上の楽園もどきのうそを語るから、分かったようで分からない、ことになってしまうのではないでしょうか?
副業ブーム
国民も馬鹿ではないのでいろいろと対策を取るようになりました。それが最近静かに盛り上がり始めた副業ブームです。そしてクラウドソーシングを業務とする
- クラウドワークス(2014年上場)
- ランサーズ(2019年12月に上場)
のような副業を支援する会社が注目されるようになってきました。
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クラウドワークスを体験してみた
クラウドソーシング企業は「副業」「働き方改革」という旬なキーワードを追い風に今年注目される銘柄の1つでもあります。実際両社の株価は年末年始を挟んで大きく上昇しました。私も投資家の1人としてこの2銘柄に大変興味があります。そこでサービス内容を詳しく知るためにメンバー登録をして副業体験をしてみることにしました。登録内容は以下の通りです。
- クラウドワークスに登録
- 受注ジャンルはホームページ作成、ライティング
結果から言うと、まず1件目の仕事はビギナーズラックが起きたのか高単価のライティング作業をゲットしました。無事納品を終え、クライアント様にも喜んでいただき満足です。
ブラック仕事
2件目の受注に移ります。しかしなかなか決まりません。理由としていろいろ物が見えてきて欲張って仕事選びをしだしたのが悪かったようです。ただクライアント(発注)側にも問題があるように思います。具体的には、
- その①:企業だけでなく個人もいる
- その②:激安単価で高品質な仕事を要求する案件が多い
- その③:多くの仕事が(時給換算すると)最低賃金以下の報酬
です。大変言葉は悪いですが副業支援サイトで提示される仕事の多くは
- ブラック仕事が並んでいるだけ
- ここで生計は立たない
- (小遣い稼ぎと割り切ったとしても)人生の安売りをしているだけ
にしか思えません。
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【まとめ】踏み台にする
だからといって何もせず今のままでよいわけがありません。クラウドワークスやランサーズでの仕事は通過点と考え、ある程度経験を積めばTwitterやブログで直接仕事を取る仕組みを作るべきです。
- 安い単価の仕事は引き受けない
- クラウドワークスは通過点と考える
- 通過後どうやって稼ぐかをイメージする
- SNSを通じて直接仕事を取れる実力をつける
- クラウドワークスの個人プロフィールページに受注実績や評価が表示されるのでSNSからリンクを張り営業活動に使う
言葉は悪いですが副業支援サイトを”踏み台”にしなければ、「働き方改革」という名の暴風に耐えることはできないでしょう。大人になってからも勉強を続け自分の単価を1円ずつでも引き上げる努力をしなければ、立ちどころに底辺に落ちてしまう、そんな厳しい社会がまもなくやってくる気がしています・・・
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